登山を始めようと思って道具を調べると、登山靴、ザック、レインウェア、ウェア、帽子、靴下……と、必要そうな物がどんどん増えていきます。
まつぼある程度装備を揃えないと、怪我した時とか不安だよなぁ
と、最初は思いました。
でも実際には、最初から登山用品を全部そろえたわけではありません。
普段使っていたTシャツや帽子、水筒、バッグなど、使える物はそのまま使いました。
この記事で想定しているのは、無雪期・日帰り・比較的整備された低山(幼稚園の遠足で行くような山)です。
この条件であれば、最初から装備を完璧にする必要はないと僕は考えています。
手持ち品を使いつつ、安全に関わる部分を優先して準備する。
そして一度歩いてみて、不足や不満が出た物を買い足す。
僕自身も、そんな順番で登山道具をそろえてきました。
まとめ|全部買ってから登る必要はない
僕が登山を始めた頃は、こんな装備でした。
| 道具 | 最初の状態 |
|---|---|
| Tシャツ | 普段着を流用 |
| バッグ | afecta MF-4(街歩き用のリュック) |
| 帽子 | 手持ち品 |
| タオル | 手持ち品 |
| 水筒 | 手持ち品 |
| ヘッドライト | 釣り用品を流用 |
| 靴 | 当時、10年以上使ってたブーツ(絶大な信頼を寄せた一品) |
そこから必要性を感じた物を少しずつ買い足しています。
購入した順番は、
- レインウェア
- Caravan C1_02S
- DARN TOUGHの登山用ソックス
- MYSTERY RANCH クーリー30
でした。
今振り返っても、最初から何もかも登山用品に買い替える必要はなかったと思っています。
僕なら初心者には、
家にある物を確認する
→ 安全に関わる装備を準備する
→ 天気とルートを確認する
→ 無理のない低山を歩く
→ 必要だった物を買い足す
という順番をおすすめします。
まつぼむか〜しむかしは、登山靴とかレインウェアとか、専用品なんてなくて山登りしてたんだろうな。
嫁ちゃん安全のためにも、最低限の装備はして行ってよね
「登山用品一式」をそろえなくても始められる
登山用品店へ行くと、当然ながら登山用の商品がたくさん並んでいます。
どれも魅力的ですし、専用品には専用品の良さがあります。
ただ、初心者が最初から全部買う必要があるかというと、僕はそうは思いません。
まずは家にある物を見て、
- そのまま使える物
- 安全面を考えて準備したい物
- 一度登ってから考えてもよい物
に分けてみると、必要な買い物がかなり見えやすくなります。
そして実際に一度山を登れば、
「これは今の物で十分だった」
「ここは専用品が欲しい」
という違いも分かってきます。
登る前に想像だけで道具をそろえるより、自分が困ったところから買い足すほうが、僕は失敗しにくいと思っています。
最初にお金をかけるなら、まず足元
僕が「最初から買ってよかった」と感じているのは、登山靴です。
最初はティンバーランドで歩いていました。
が、初めて宝満山(標高829.6m)を登った際に衝撃的な事実を押し付けられました。
まつぼ靴の中が蒸れて、足が暴れてツルツル滑って怖い
街歩きでは脱ぎ履きしやすく、足首まで固定できるので重宝していた10年選手のティンバーランド。
ところが山では、靴の中がかなり蒸れました。
靴ひもはしっかり結んでいるのに、下りでは靴の中で足が滑ります。さらに途中から少し雨も降り始め。。。
まつぼ靴が滑っても、靴の中で足が滑っても、最悪私は死ぬかもしれない。。。
と、本気で恐怖を感じました。
山道には、舗装路とは違って石や木の根、傾斜、滑りやすい場所があります。
命を預ける必要があるアイテムは、専用品を購入しないといけないと強く感じました。
逆に、Tシャツや帽子、ズボンなどは、ある程度の条件を満たせば今あるものを流用しても良いと思います。
だからこそ、最初の装備選びでは安全に歩くために何を優先するかを考えたほうがいい。
僕自身の経験は、その優先順位は足元でした。
手持ち品でOK。ただし「何でもいい」わけではない
手持ち品を使うといっても、家にある服なら何でもいいわけではありません。
僕なら次の3つを基準に考えます。
- 動きやすいか
- 濡れても困りにくいか
- 安全に歩けるか
たとえば、こんな物は避けたいです。
| 避けたい物 | 主な理由 |
|---|---|
| 綿中心で乾きにくい服 | 汗や雨で濡れると乾きにくい。汗冷えの原因になる |
| ジーンズ | 濡れると重く、動きにくくなりやすい |
| サンダル・クロックス系 | 足を守りにくく、不整地で不安定 |
| ヒール・パンプス | 山道で安定しにくい |
| 極端にタイトな服 | 脚を上げにくい |
| 裾が長すぎる服 | 踏んだり引っ掛けたりしやすい |
僕自身、最初は普段着のTシャツ(綿60%:ポリ40%)を使っていました。
ただ、これから用意するなら、綿中心のTシャツより、手持ちのスポーツウェアなど速乾性のある物があれば、僕ならそちらを選びます。
「専用品じゃなくてもいい」と「何を着てもいい」は別です。
レインウェアと最低限の安全装備は早めに準備する
一方で、後回しにしすぎたくない物もあります。
そのひとつがレインウェアです。
レインウェアは雨を防ぐだけでなく、風を防ぎたいときにも役立ちます。
帽子やタオルのように「とりあえず家にある物で」とは、分けて考えたい装備です。
さらに、日帰り低山でも最低限の備えは必要です。
| 装備 | 主な目的 |
|---|---|
| ヘッドライト | 下山が遅れたときの明かり |
| スマートフォン・地図 | 現在地・ルート確認 |
| モバイルバッテリー | スマホの電池切れ対策 |
| 最低限の救急用品 | 擦り傷などへの対応 |
| 飲み物・行動食 | 水分・エネルギー補給 |
| 防寒・防風できる物 | 気温低下や風への備え |
この記事では詳しく解説しませんが、「低山だから何も持たなくていい」とは考えないほうがいいです。
まつぼ雨が降ったり怪我しても、すぐに助けが来る環境ではないです。山は。
道具だけでなく、出発前には天気やルート、日没時刻なども確認しておきます。
ザックや専用ウェアは、登ってから決めても遅くない
僕は最初から登山専用ザックを買ったわけではありません。
もともと持っていたafectaのMF-4というリュックを使っていました。


手持ちのバッグでも、
- 必要な荷物が入る
- 両手が空く
- 歩く邪魔にならない
- 汚れを気にしない
のであれば、十分使えます。
実際に歩いて、
「肩が痛い」
「荷物を取り出しにくい」
「容量が足りない」
といった不満が具体的になれば、自分に必要なザックの条件も見えてきます。
専用ウェアも同じです。
最初から全身を登山ブランドで固めるより、まず手持ち品で使える物を使ってみる。
そのうえで「ここは変えたい」と思った物から買うほうが、道具選びも楽しくなると思います。
総まとめ|最低限を整えたら、まず一度低山へ
登山を始めるからといって、最初から道具を全部そろえる必要はありません。
手持ち品で使える物は使って大丈夫です。
ただし、安全に関わる部分まで節約していい。という意味ではありません。
僕なら最初は、
- 家にある物を確認する
- 登山靴・靴下・レインウェアなど、優先度の高い物を準備する
- 最低限の安全装備を確認する
- 天気とルートを確認する
- 無理のない整備された日帰り低山を歩く
- 不足や不満があった物を買い足す
という順番で考えます。
登山道具は、山へ行くための準備です。
道具を全部そろえること自体が目的ではありません。
最低限の安全を整えたら、まず一度歩いてみる。
その経験が、次に何を買えばいいのかを一番分かりやすく教えてくれると思います。
まつぼ最低限を整えたら、まず一度登ってみよう
嫁ちゃん安全第一だよ〜

